今年の春あたりから毎朝のルーティン作業時間で生成AIの画像を作成していたので、専用アカウントを作ってInstagramで公開していたのですが、投稿数が200を超えてきたので、何か振り返りも兼ねて写真集にしてみようと思いつき、先週Kindle Direct Publishingの個人出版で公開しました。単なる写真集から徐々にファッション雑誌風というコンセプトに変化していき、作者以外全て架空のファッション雑誌風写真集になりましたが、限られた作業時間しか割けなかったものの、こうした制作作業も面白い体験でした。
今回はAIとの対話での最適なプロンプト設計方法を書いてみたいと思います。
結論から言うと、AIとの対話においては、具体的で詳細なプロンプトが出力の質を大きく左右します。具体的なガイドラインや実践例を通して、効果的なプロンプトの設計方法を紹介します。元ネタに使った情報は写真集の編集後記部分で使った文章(これも生成AIの作文)を元に使って、ニューリリース風にしたこちらの記事です。
なぜプロンプトの設計が重要か?
AIはユーザーからの指示に基づいて情報を提供します。そのため、指示が曖昧だと、期待する回答を得ることが難しくなります。この「指示」を具体的、かつ詳細に伝えるのが「プロンプト」です。
効果的なプロンプトの特徴 • 明確性: 要求する情報を明確に指定する。
• 詳細性: どのようなスタイルやトーンで回答を希望するか具体的に指示する。
• 目的の認識: AIに何の目的で質問しているのか、その背景や状況を説明する。
プロンプト設計の手順
- 目的の明確化: 何を知りたいのか、何のための情報なのかを明確にします。
- 詳細性の確保: 具体的な情報、例えば特定の時期や場所、条件などを指定します。
- スタイルやトーンの指定: フォーマルな情報が必要なのか、カジュアルな情報が必要なのかを指定します。
実践例
例として、あるユーザーがAIに対して「最新の電気車の市場動向について」と問いかけた場合、以下のようなプロンプトにすることで、より具体的で詳細な情報を得ることができます。
一般的なプロンプト:
• 「電気車の最新トレンドは?」
効果的なプロンプトの例:
• 「2023年の日本国内の電気車市場の売上トップ3のブランドとその特徴を教えてください。」
このように具体的な年や地域を指定することで、より目的に合致した情報を得ることができます。
まとめ
AIとの対話におけるプロンプトの設計は、求める情報の質を大きく左右します。具体的で詳細なプロンプトを設計することで、期待する回答を得やすくなります。日常の業務や情報収集にAIを活用する際は、プロンプトの設計に十分な注意を払うことが重要です。
この検証部分でいくつか参考になるプロンプト例をX(Twitter)で見つけて使わせていただいたのですが、最近X(Twitter)の挙動がおかしく、いいねしておいても抜けているものがあり、追えませんでした。見つけ次第追記などしたいと思います。
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