ひょんな事から2018のIntel Mac miniからM1 Mac miniに切り替えてしまったのですが、以前は普通に使用出来たサイドカーが、変更後はメインディスプレイが表示されなくなってしまいました。M1登場初期には外部ディスプレイとの接続問題を指摘されていましたがBig Surも数度のアップデートがあり、今は11.6である程度解消した状況だとは思ってましたので、結局はApple Careのサポートに連絡しました。一応もらったアドバイスで表示ができるレベルには改善しましたので、備忘録的にメモしておきます。
利用環境
- M1 Mac mini(メモリ16GB、ストレージ256GB macOS 11.6
- ディスプレイ フィリップス製 439P9H (439P9H1/11)HDMI接続。HDR。100hz。ちなみにIntel版Mac miniで使っていたときには100hz設定ができませんでした。
事象
- SidecarでiPad Proを接続しようとした際に、メインの外部ディスプレイが砂嵐、または表示されなくなる。
- ディスプレイはHDRで使用したいのに、Sidecarから戻ると必ず設定が外れている。
です。
対処内容
- 再起動する(何かあれば大抵やりますよね)
- セーフブートする(大抵治ると言う噂もあります)
- HDMIポートでの利用の場合、リフレッシュレートは60hzにする(HDMIポートの仕様らしい)
- ThunderboltポートからDisplayport接続を行う(ケーブル部分が被疑区間なので別系統で接続)
結果
サポート担当の方の説明ではモニターサイズが大きいHDR表示なのでという前置きがありましたが、ケーブルの帯域にも配慮するとMac miniに搭載されているThunderboltポートの40GbpsであればDisplayportの上限(約32Gbps)を超えているので問題が起きにくいのではないか、とのアドバイスでした。正直、Intel版Mac miniでは使えていたわけですし、そこまで帯域不足が申告ではないとは思いつつも、Intel版の時には100hz設定が出なかったため、HDMIポートの仕様が違う点はあると思い、従ってみることにしました。
私のディスプレイのDisplayportのバージョンは1.4なので対応したケーブルを探してみました。
今回買ったUSB-C to Displayport1.4対応ケーブル
早速Displayport接続に変更したところ、デフォルト設定となっていた100hzではHDR設定不可。キーボードのオプションキーを押下しながら設定を確認すると、60hzを選択するとHDR選択メニューが表示されました。
Sidecarを開始・停止してもメインディスプレイは崩れず、しっかり表示されます。しかし、HDRの設定は外れた状態に戻ってしまう点は変わらず、手動でオンに戻す必要があります。私はHDRで使いたいので、ひとまずこの設定で使うことにしました。
HDRを使わないのであれば、恐らく問題解決しており、私のディスプレイの場合はUSB-C経由でも接続可能なので、ケーブル1本で事足り点はわかりました(この場合、リフレッシュレートの変更は行えないです)。
まとめ
よくあるM1 Macの外部ディスプレイ問題解決方法として参考にさせていただいたサイトはこちら。
Fixing M1 Mac External Display Issues (Flickering Screen, White Noise, Black Screen, etc)
簡単に日本語化しておきますが、ほぼほぼ今回書いた内容の範疇ではないかと思いました。
- ディスプレイケーブルを外して差し直す
- ドングル類が付いてたら外す
- マックの再起動
- ディスプレイスリープの解除
- 最新のmacOSのアップデートを適用
- 違うケーブル、ポートを使用する
- リフレッシュレートを変更する
本日の1曲
子供がYouTubeで聴いていたりであちこちで耳にしますね。
STAY(ザ・キッド・ラロイ、ジャスティン・ビーバー)
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