2023年版 NURO光回線レビュー(Wi-Fi経由でも1.7Gbps出る)

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2022年版として書いた記事で掛け値なしにNURO光導入時の実体験をもとにした感想・レビューを書きました。22年度版とタイトルに書いてあるのに、ありがたいことに今でも検索経由で読んでいただく事があり、私自身も書いて良かったと思っている記事の1つです。ベストエフォートながら2Gbpsというスペックを打ち出して当時の主流だった”回線スピードはベストエフォート1Gbps”の市場に参入してきたNURO光ですが、矢継ぎ早に5Gbpsや10Gbpsのサービスも展開し、市場が潜在的に求める高速インターネット回線のニーズに火を付けました。今や主戦場が10Gbps提供の世界に移行していると思います。そんな状況の中ではありますが、NURO光の2Gbps回線スピードについて、利用者目線で2023年現在の状況について書いてみたいと思います。結論だけ先に書くと、相変わらず必要十分で、不満はないです。

2Gbpsの回線で必要十分なスピード

実際の測定結果から照会しますが、私の環境から午後にfast.comのスピードテストを利用すると、Wi-Fi経由で1.7Gbpsとかがたたき出される状況です。

手元のiPhoneのWi-Fi性能だけで十分過ぎるスピードを示してくれました。ちょうど先日配信がはじまったBIOHAZARD VILLAGEの約8GB程度のダウンロードも時間も苦痛ではありませんでした。

今の回線敷設場所は10Gbps回線も提供エリアだったので、代理店の営業の方には申し訳ないけどそっちにしようかな、と邪な考えも頭によぎりました。しかし、我が家は各部屋まで有線でつなぐつもりはなく、代わりにメッシュの無線LANで各部屋に電波が行き渡るようにしてました。高速回線であれば動画視聴でメリットの多いテレビも安定して使える有線ポートはギガビットイーサです。他にわざわざLANカードを刺して10Gbps回線を使い切れるようにするような端末も使っておらず、回線だけ早くするのも自己満足すぎると考えました。この辺りは各自の利用環境とコスパで考えても良いのかもしれません。新規で設計するならWi-FiルーターはやはりWi-Fi6Eにするでしょうし、有線でも家中にCAT7以上のケーブルを這わせる前提で10Gbps回線を引く方も増えていると思います。

端末をアップデートしたら速さを体感

よくある話ですが、パソコンの性能が低いとブラウザ利用の際の体感スピードも遅いはずです。それは、回線はあくまでもデータを転送してくる部分の話で、そのデータが手元の端末で実際に表示される際に変換しているのは端末性能が関係しているからです。なので、利用端末が古いと速度を実感出来ない事があるので、なーんかネットが遅いかもしれないな、と思ったら、使っているパソコンやスマホのキャッシュを掃除するなど手元の環境を少し改善するだけで体感上のスピードは改善できることはあります。でも根本的に速度を改善するならパソコン自体もアップグレードしたら効果はあると思います。

あとはWi-Fi部分の性能も影響がある部分でして、23年の今だとWi-Fi6が普及帯で、徐々にWi-Fi6Eにシフトしている状態になってきていると思います。我が家の無線LAN環境はWi-Fi6。まぁ常に最新が求められる環境ではないですし周波数が上がった際の電波干渉も不安があるのでそれらの対策がこなれてWi-Fi6Eや次のWi-Fi7が安定した頃に切替と考えています。流石に通常利用では2.4GHz帯は切りましたが。

おそらく家庭内で一番Wi-Fiの利用頻度が高いのはスマホじゃないでしょうか。手にしている時間が長いのであれば、アップグレードの価値も感じやすいという言い訳も自分にして、iPhone14 Pro Maxから15 Pro Maxに機種変更しました(基本、毎年iPhoneは買い換える派)。

元々全く期待してなかったのですが、Wi-Fiの仕様が変更されWi-Fi6から6Eになったからか、単に新しいWi-Fiモジュールの出来が良いからかはわかりませんが、速度がものすごく改善しました。

先ほどfast.comの結果を掲載したので、今度はOoklaのスピードテストの結果を掲載します。一応ちゃんとNURO光(So-net)回線であることも伝わると思いますし。

流石にfast.comの1.7Gbpsとまでは出ませんでしたが、それでも1.5Gbps以上は出てます。元々Wi-Fi6の仕様からもこのくらいのスピードはでるはずなので、驚きもないかもしれませんが、実はiPhone14 Pro Maxの時はそこまで速くなかったのです。

ちょうど2台手元にあったので、Ooklaのスピードテストでは同じ時間に14と15の2つを試しておきました。

まずiPhone14 Pro Maxの結果

続いてiPhone15 Pro Maxの結果です。

いつもの早起きルーティンの時の計測で、本来なら空いてる時間帯でもう少し良い結果が出るはずでしたが、なぜだか1.5Gでている夜よりは、悪い結果。でもiPhoneのWi-Fiで1Gbps超が使えるというのは少々(良い方の)驚きです。私が使っているWi-FiルーターはWi-Fi6の仕様で、6Eの6GHz帯は使えてないはずなので、単に端末を新しくしたらWi-Fiスピードが改善しちゃったケースじゃないかと思います。

この状況から考えると、NURO光の回線自体は元々安定して高速で、そのポテンシャルを使える端末があれば速さを体感できる、という事なのではないかと思います。

別にiPhoneに買い替えたら?というお誘いではないのですが、リンクは貼っておきますね(笑)。残念ながらiPhone 15はWi-Fi6なのでPro系が使っているWi-Fiモジュールはスピードが出るタイプなのではないかと思ってます。

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NURO光はNUROモバイルとのセット割もお得

家のインターネット回線は、スマホの回線とセットでポイントが増えたりと3大キャリア(4でしたっけ?)のどこかに属するのがコスト面では有利ではありますが、スマホはMVNOを使っている方でしたらNURO光でもNUROモバイルというMVNO回線のサービスを提供しています。そして、どうやら今の期間はNUROモバイルとNURO光のセット割引額が増額するキャンペーンが行われているようです。もちろんキャンペーンなのでいつまで続くのか不明ですが、この記事を書いている時点では1年間1100円/月額割引になっている模様。Webからの申込のみ対象のようなので、NURO本家のサイトをちゃんと確認した方が良いと思います(安心してください。アフィリエイトじゃないです)。

最後に、この手の情報はアフィリエイトの記事が大半で、とにかくおすすめしているだけの記事が多いと思います。もちろん私もアフィリエイトは使わせていただいてます。ただ、NUROのアフィリエイトは踏んだ方がお得な金額が提示される事もあるようです。まずはちゃんと情報収集してみましょう。(見ると22年より全体のキャッシュバック額が増えてます)。しかも通常バナー広告でよく出ている12.5万円還元というものよりもアフィリエイトリンクを踏んだ方が還元が大きい場合もあるみたい。正直、これなら私も23年に乗り換えた方が良かったのではないかと言う気分になってきてます。

たかがネット回線、されどネット回線ということでNURO光を利用して1年ちょっとのユーザーの実感をもとに記事にしてみました。今回の記事が少しでもお役に立っていたら幸いです。

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