Google Bardを使ったメルマガ作例と挙動のメモ

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今週も生成系AIを使ったメルマガを発行いたしました。これまでChatGPTを使用してきましたが、今回は日本語OKで一般公開されたGoogle Bardに全面的にお願いしました。

やったこと

記事自体は下記のリンクからお読みいただくことが可能です(無料)。

考察

Google Bardに入力した場合

今回Bardに入力したプロンプトはこちらです。

メルマガ作成のプロとして、20代から50代のビジネスマンをターゲットとしたメルマガの原稿として、5月14日の週の生成系AI関連ニュースを検索しトップ10を表示した上で、その中から3つ取り上げ、情報ソースへのリンクを示した上で、多面的に解説してください。文字数は1000文字程度を目指してください。

メルマガ書いてもらうためのプロンプト

このプロンプト通りに実行すると、指示通り最初に10個ニュースをピックアップしてくれます。が、メルマガに取り上げた3つの記事を除く4番以降のニュースのやる気のなさが妙に目立つので、この10個のインデックス部分は省きました。邪推ですが、解説を加えない部分は軽く検索した情報を指示通りに10個ピックアップするために埋めただけではないかと考えています。って、あんた新入社員かっw

ここからの解説についてはメルマガに掲載したとおりで、ChatGPTを使い始めた頃に感じた危うい感じの文体という印象はなく、淡々と文章を生成しているように思います。そつがない。

このバージョンに至るまでに情報ソースへのリンクを付加して欲しい、とか細かい指示を入れたプロンプトでやってましたがただただ[DALL-E 2のウェブサイトへのリンク]みたいな文字列が加わるだけでリンクを入れてくれませんでした。

同じ指示をChatGPTに入力した場合

プロンプト自体は同じですが、違う記事をピックアップしてきました。

ご覧の通り、最新ニュースを検索した形跡がないですよね(Plusユーザーなのでブラウジングonで使用してます)。これは他のユーザーのリクエストに応える中で、最新の情報もある蓄積された状態で使えるようになっているからなのか、たまたまなのかわかりません。ただ1つ目のホワイトハウスの投資のニュースは先週のメルマガで取り上げたニュースでして、今週(5/14の週)のニュースではないです。この辺りの文章生成にまつわるロジックが不可思議だったり、頼んでいないのに日本語版の後に英語バージョンまで書いてくれたりというちょっと不思議な動きをしていたChatGPTでした。よろしければ前回のメルマガに関する考察の記事もご覧くださいませ。

まとめ

今回はGoogle Bardの生成したメルマガ作成時のことを書いてみました。今週はChatGPTのプラグインもPlusユーザー全体に公開されましたし、GPT-4を使ったBingの一般公開などがありました。おそらくこれまでの需要として高かった「プロンプトエンジニアリング手法」や「プロンプト職人化」というトレンドから、次の段階に入って使い方、さらなる活用方法の模索のステージがますます加速していくのでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。ぜひTwitterなどで感想お聞かせくださいませ。

それでは!

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
コーヒーとクラフトビール好きです。平日日勤帯は在宅勤務が多いです。
ジェネレーションアルファ世代の双子の父。
Brompton乗ってます。
最近のプロジェクト:
* AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。

Tokyo WFH Radioはテレワークで出勤時間相当の可処分時間が出来たので、独学者として活動したアウトプットを中心に書いているブログです。

SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

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