M1 Mac でOSのダウングレードする際にインストーラーがない人向け情報 20210810-20210815 一行日記まとめ

M1 Chip ブログ
M1 Chip

今週の振り返り

前半は今週の振り返りをさくっと行いつつ、後半でM1 MacのOSリカバリーについてメモしておきたいと思います。

もはや何の事案でそう言っていたのか尾も出せないレベルですが、前進していくしかないのです。仮に手順を間違えてやり直すにしてもそれは2回目のループなわけですが、1度経験していると少しは間違いにくい状況になるとは思いますし、経験を活かして生きていくしかないように思います。
これは思い立ってmacOS Monterey のベータ版を入れた後の記録。

M1 Mac でOSのダウングレードをする際に行う手順

経緯

Macを使っている方でM1 Macに移行している方も増えていると思います。私もひょんな事からM1化してしまったのですが、この時期になりますと次期OSのmacOS Montereyパブリックベータも使えるようになっており、M1チップをより活用した機能が増えるところに期待して試してみました。

最新OSになっている2021年8月時点ですとバージョン11.5.2あたりでして、M1 Macだと世間一般でプチ話題になった文鎮化はしないようになっているとい思います。電源長押しで入れるリカバリーモードがわかってれば、難しくありません。

症状

しかしパブリックベータを入れてOSのバージョンアップ状態になったM1 Macで起きることは、再インストールしようとしてもベータ版のOSになります。

こうなってしまうと、いつまでも不具合を抱えたOSで作業を継続させるしかできないため、前のリリース版OSをどうにかしてインストールする方法を探すことになります。

対処方法

結論としては、方法は2種類あります。Macが1台しかない場合は前のバージョンのOSのインストールディスクを持っておく、Macがもう1台ある人であればDFUモードでMacのOSを書き換える方法です。たまたま古いMacがもう1台あったのでどちらもできそうでしたが、今後も入れ換え作業が発生することを考えインストールディスク作成を行いました。必要な物はインターネットへの接続環境とインストールディスク化して良いUSBスティック等のドライブ1つ。

  1. 既存環境のバックアップ(やはりTime Capsuleが便利)
  2. インストーラーを入手
  3. createinstallmedia でインストールディスクを作成
  4. お使いのMacからAppleIDのサインオフ
  5. リカバリーモードに入り、ディスクユーティリティで既存のSSDを初期化
  6. インストールディスクが刺さっている事を確認の上、再度リカバリーモードへ入る
  7. インストールディスクで旧OSをインストール
  8. 途中でTime Capsuleからレストア

macOSのインストールメディアが作れない場合

ベータ版をいきなりインストールする人がいない、という前提で世界は回っているのですが、世の中そんな準備をする人間ばかりでもわけでして。知識はあっても実はM1 Macの経験値はまだまだ低い人も多い状況ではないでしょうか?そうなりますと2のインストールするインストーラーが手元にない人がいると思います。私もそうでした。

その症状になった方向けの確認となりますが、Mac1台しかない場合、手元のマシンのOSは最新になっているわけなので、Appleのサポートのリンクからダウンロードをしようとしたら、エラーでインストールできない状況に陥ります。Appストアのリンクをクリックしても「設定」が立ち上がり、ダウンロードするOSが古いのでインストールさせてもらえないわけです(ですよね?)。

こうなると確実にインストーラーがダウンロードできるリンクがないと困るわけですが、サポートページには書かれておりません。そういう症状の対策について、残る手段はググるしかないのですが、私が活用させて頂いたのはこちらのサイトです。

Mr. Macintosh

現時点のサイト構成ですと右側にメニューがあり、macOSのインストーラーやDFUモードで使用するIPSWをそれぞれ選べるようになっているページへ行くことができます。サイト運営者がYouTubeで説明している動画もありますので、ご参考までにどうぞ。

参考動画

インストーラーが手に入ればOSリカバリーは可能になると思いますので、データ類はバックアップから戻せば大丈夫なはずです(でもリカバリー用のOSは戻りません)。

(追記)モントレーからビッグサーへのダウングレードに特化したビデオもありましたのでご紹介します。この方式ではリカバリー領域は戻せない点が課題って感じで扱われております。

後日談

実はM1 MacでmacOSをクリーンインストールしてもローカルアカウント作成で毎度エラーが出るという別のトラブルが継続中でして引き続き調査継続中です。やれやれ。

(2021/09/11追記)こちらの記事は比較的ニーズが高いのか、ご覧いただく方も、Mr.Macintoshへアクセスされる方も多いようです。もしお役に立ったようでしたら追加で必要な情報をコメント欄やSNS経由でいただけると励みになります。

プロフィール
書いた人
野崎 秀吾

Content Syncretist(コンテンツシンクレティスト)
コーヒーとクラフトビール好きです。平日日勤帯は在宅勤務が多いです。
ジェネレーションアルファ世代の双子の父。
Brompton乗ってます。
最近のプロジェクト:
* AIを活用して、架空のファッション雑誌風写真集を出版。

Tokyo WFH Radioはテレワークで出勤時間相当の可処分時間が出来たので、独学者として活動したアウトプットを中心に書いているブログです。

SNSで私を見かけたら、ぜひお声掛けください。AIとクリエイティビティ、音楽制作の裏側、あるいは日常のことなど、皆さんとの交流を楽しみにしています。

SNSもやってますので野崎 秀吾をフォローしてくださいませ。励みになります。
ブログ実験
スポンサーリンク
役に立ったらシェアしてくださいね!
SNSもやってますので野崎 秀吾をフォローしてくださいませ。励みになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました