20210516-22 一行日記まとめ

M1 iPad Pro ブログ
M1 iPad Pro買いました
結局、人の興味を引くことができる話ができると、競合他社に対してリードできる。話のつかみがうまい、とか、フックが効いてるとかはテクニックとしてだけではなく、事業戦略としても大事。なぜならその対象も「人」だから。
去年、在宅勤務、テレワーク中心になった際に会議の音質改善に凝り出して検討するも、どこも在庫切れ、オンラインでも価格高騰が続いていた逸品。他にも良い製品はあるのですが、現在のお仕事柄、セキュリティガチガチなWindowsパソコンでもAudio I/Fとして認識させる必要があるので、低遅延のために専用ドライバーのインストールが必須という性能重視の機種は動かせないのです。
1Chにマイクを挿してちゃんとmonoとして認識してくれる仕様のI/Fも必須。試しにYouTube配信などもやりましたが、自分の声が左から聞こえてくるという残念なことも起きます。
裾野を広げてきたのはH1ではなくW1の方ですね。書き間違い。WWDC21でハイレゾOKな無線コーデックやLighting端子の仕様を変更させていく等、ハードウェアとソフトウェア双方の仕様を握っている強みを生かして、開放路線に振り切って、サービス利用拡大を狙う発表をするのだろう、という期待感が出てまいりました。Logic ProにM1対応のDolby Atmos関連の制作ツールを載せて自社の配信プラットフォームに提供しやすくするという技も使えるし、Metalに空間オーディオを組み込ませやすくすることで、一気にスマホゲームの世界にも拡大しますし。OSを握って端末で拡げた基盤を活用して、面で奪いに来てますね。
私の近所ではマイバスケットに「素焼き大豆」があるくらいです。
コロナ禍ということもあってか、オンライン予約より店頭在庫が割とたくさん残っていたので、オンラインをキャンセルして店頭受け取りしました。M1 Macbook Airを様子見していたので、このタイミングで初めてのM1体験。ユーザー体感スピードを向上させるSoCだけあって、UXデザイナーが期待した通りにエフェクトがかかるiPadOSの世界を堪能できています。

Goodnote5はApple標準のメモを除くと、手書きノートアプリのデファクトに近いと思いますが、発売日にすぐM1 iPad Pro対応のバグフィックスを出してくれたことに更に驚きました。起きていた不具合は、Apple Pencilがしっかり認識されず、1本指スクロールができなかったり、常にダブルタップして書き込みモードに入らないといけない、上部のステータスバーが消せない、といったものについては認識できていましたが、全て解消しました。

今回購入したiPad Proは12.9インチ、256GB、セルラーモデルですが、10年ちょい前の「Back to the Mac」のプレゼンテーションを見直しておりました。

Apple "Back to the Mac" 2010 Event Keynote (5 of 6)

このプレゼンは当時は長男であったMacがiPadの良さを取り入れて大ヒットしたMacbook Air第2世代が生まれた時期です。

iPad meets Macbook

iPadの登場によってMacbookシリーズ全体が進化しましたが、今回iPadがM1を搭載したことでiPadはMac同等のパワーを手に入れました。次に進化させるのはソフトウェアのコアであるiPadOSそのものだと思います。おそらくiOSから枝分かれし、iPadOSが誕生した時から「Future of the Computer」を体現するiPadの兄弟下剋上的なシナリオはあったのだと思っています。そう考えるとTim Cook氏はJobsの思想を着実に受け継ぎつつ、自社の技術の進歩に合わせて市場をコントロールしている稀代の経営者なのだと感じました。今後も「人間」を中心に、独自の強みであるOS技術をコアに、もう1つの強みであるデザインメソッドを組み合わせることで参入可能な市場に手を伸ばしてくるのでしょう。

ここ数年、仕事でも顧客中心主義、カスタマーセントリックという言葉やカスタマーサクセスというキーワードに携わってきたので、久しぶりに戦略の一貫性、マクロで見て軸がぶれないという事の重要さを体感させられた製品発表が続いた1週間でした。

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